ThreeSheeps’s blog

中小企業の業務システム化について一言

2022-06-27から1日間の記事一覧

20 Microsoft Accessのモジュール

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業務プログラム内の処理記述がモジュールです。下記のような種類があります。①フォーム、レポートから実行されるイベントプロシージャ ・イベント(ボタンクリック時、データ入力時 など)に応じた処理記述②モジュール内の各種プロシージャ ・他のプロシージ…

19 Microsoft Accessのレポート

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業務プログラムから出力する帳票(一覧表、伝票 など)がレポートです。実際の帳票は、現場での使用用途に応じて下記のような対応を行う必要があります。①Accessのレポートで出力(直接プリンタで印刷)②Accessのレポートで出力(プレビュー(印刷前事前画面…

18 Microsoft Accessのフォーム

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業務プログラムの画面となるのがフォームです。画面のデザイン構成(ボタン、フィールド など)は、開発時に使用勝手を踏まえて調整すれば良いですが、全画面の構成(処理全体の構成)は、業務の構成、使用頻度(日時、月次など)を踏まえて事前に決めておき…

17 Microsoft Accessのクエリについて

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テーブルに対する各種処理(データの追加、データの更新、データの削除)は、SQL文で処理を行うのが一般的ですが、クエリは、このSQLを視覚的にデザインできる機能になります。 ※SQL(Structured Query Language):リレーショナルデータベースのデータ操作…

16 Microsoft Accessのテーブルについて

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「業務システム内のデータをどのように管理するか?」を中心に下記に示します。概ね下記のように管理します。①マスタデータ:業務共通で使用するデータ(業務プログラムのaccdbとは別のaccdbに保存) ・顧客管理のデータ:「顧客マスタ」として作成 → マスタ…

15 Microsoft Access(accdb)の概要

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Access(accdb)内の構成要素(オブジェクト)について下記に示します。①テーブル:業務システム内のデータを用途別に管理する集合体②クエリ:テーブルのデータに対し、追加・変更・削除を行う処理 (SQLを可視化したもの (SQL:テーブルに対する処理言語)…

14 Microsoft Access(accdb)の事前確認

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Microsoft Accessは、Microsoft Officeの機能の1つですが、通常のパソコンにインストールされているOfficeでは、Accessでの開発は行えません。Accessにて開発を行うには、下記事項を踏まえて開発環境・実行環境を整える必要があります。①Office環境は、「Mi…

13 Microsoft OfficeとMicrosoft SQL Serverを使用したシステム化

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前回の「Microsoft Accessにてデータベースを構築し、業務システムを開発」に対して、データベースをSQL Serverに置き換えた場合の事例を下記に示します。①パソコン利用者は10人以上、SQL Serverにてデータベースを構築し、Microsoft Accessにて 業務システ…